「富士山麓で味わう、心と身体を整える日帰りウェルネス体験ツアー」を開催しました。

2025年6月25日、やまなしウェルネスツーリズム推進協議会主催による視察ツアー「富士山麓で味わう、心と身体を整える日帰りウェルネス体験ツアー」を開催いたしました。当日は、富士山麓の豊かな自然や歴史的資源を活かしたウェルネス体験を視察・体験し、今後のツアー造成や商品化に向けた意見交換を行いました。

当日は雨が降ったり止んだりの天候となりましたが、まずは「富士緑の休暇村」にてノルディックウォークの講義を実施。インストラクターの小池さん(富士登山ガイド)からは、山体験のノウハウや安全管理についても共有いただき、体育館や広間の事前確保が雨天対策として有効であることを確認しました。

続いて、「西湖いやしの里」「古民家宿rootfield」では、自然食弁当の昼食を楽しみながら、施設内・西湖いやしの里の視察と古民家ヨガを体験。伝統的な古民家空間でのヨガや、かまど体験などの追加プログラムはインバウンドに新鮮でいいと高い評価を得ました。食後は、健康科学大学の志茂先生による自律神経・血管年齢測定を実施。科学的エビデンスに基づく体験が、参加者の満足度向上に大きく寄与することを実感しました。

その後、「本栖湖・浩庵キャンプ場」に移動し、 施設内の視察とカヤック体験(2.5Hのフルコース)を紹介。インバウンド向け商品として即時展開が可能であることを確認できました。

最後に富士緑の休暇村に戻り、入浴後に参加者全員で意見交換を行いました。旅行会社様からは、「60~70代の国内旅行者にはゆったりとした行程が好まれる」「東京からの日帰り需要が高いインバウンドにとって、山梨は最適な立地である」といった貴重なご意見をいただきました。また、雨天対策や料金設計、科学的エビデンスの活用、インバウンドへの多言語発信の強化など、今後のツアー造成に向けた具体的な提案も多数寄せられました。

今回の視察ツアーを通じて、山梨ならではの「ここでしかできない」ウェルネス体験の可能性を改めて感じることができました。今後は、会員の皆さまから日帰りコンテンツ情報を集約し、モデルコース化や発信力の強化を図ってまいります。

また、今回ご参加いただいたウェルネスツアーの柿沼様が、ご自身の会社ホームページに「山梨ウェルネスツアー」専用ページを新設し、当協議会のコンテンツもご紹介いただけることとなりました。多くの方に山梨の魅力を知っていただく絶好の機会となります。

最後に、本ツアーの実施にあたりご協力いただいた関係者の皆さま、雨天にもかかわらずご参加いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。今後もやまなしウェルネスツーリズム推進協議会は、地域資源を活かした魅力ある体験づくりに取り組んでまいります。

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